2008年12月1日月曜日

産科医療保障制度

私の勤めるクリニックも産科医療保障制度に加入

1月の分娩から対象となるため、妊婦さんの登録手続きが始まった。
で、妊婦さんに登録にあたって当院で分娩する旨の書類を記入してもらわなければならないため、勉強したけど、どうも腑に落ちない。

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産科医療保障制度の概要
妊産婦の皆様が安心して産科医療を受けられるように、病院、診療所や助産所といった分娩を取り扱う機関が加入する制度です。
分娩機関に過失がなくても補償金が支払われる、画期的な制度です。
重度脳性麻痺の発症原因を分析し、再発防止に資する情報を提供します。
公正で中立的な第三者機関として当機構が運営にあたります。(当機構とは財団法人日本医療機能評価機構)

<妊産婦の皆様へのお願い>
この制度は妊産婦の皆様が安心して産科医療を受けられるように、 分娩機関が加入する制度です。この制度に加入している 分娩機関 でお産をすると、万一の時に補償の対象となります。 分娩機関がこの制度に加入しているか必ずご確認ください。この制度に加入している 分娩機関 の一覧はこちらより確認することができます。また、加入している 分娩機関では産科医療補償制度のシンボルマークが院内に掲示されます。
加入している 分娩機関では、妊産婦の皆様に、この制度の対象者となることを示す「登録証」を交付します。必要事項の記載などについてご協力をお願い申し上げます。また交付された「登録証」は、母子健康手帳にはさみこむなどして大切に保管ください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

登録は妊娠22週までにとある。分娩機関が加入する保険なのに、登録をしていない分娩は対象外となる。

1分娩あたりの保険掛け金が30500円

運営は財団法人日本医療機能評価機構だが、保険会社は民間保険会社(どこの保険会社なんだろうといろいろ検索してみたが分からなかった。あるサイトでは実質は厚生労働省だと。)

いろんな疑問を持ちながらも、妊婦検診に来た妊婦さんたちに説明をしなければならない。

合わせて、分娩費用がアップすることも説明する。妊婦さんが掛ける保険ではないと言いながら・・・・

きっと説明を聞いてる妊婦さん達も頭の中は疑問符だらけだろうなぁ。

それでも納得した顔をして帰って行くのは、患者という立場からか?分娩手当金が上がるんだから・・・文句あるかと厚生労働省に言われそうだ。

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